VOL.4 : Society5.0

ライター:Koichiro Seko

初めまして。 WAKAZOメンバー 世耕弘一郎です。 私たちは皆様に今日本が世界の国々とどう連携しているか、さらにwakazoが万博にどう貢献しているかを伝えていこうと思っています。 今回は2025年の大阪万博で国が掲げている、日本の国家戦略「Society5.0」の実現について語ろうと思います。

 まず日本の国家戦略「Society5.0」とはサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会 狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。

 狩猟社会とはその名の通り、狩猟を中心に生活していた旧石器時代や縄文時代のことです。 次に、農耕社会も文字通りで農耕を中心として生活していたことで、工業社会とは工業化により、製品の製造が爆発的に上がり、大量に製造され、そして大量に消費される時代のことです。 また情報社会とは、コンピュータによる迅速な情報処理と、多様な通信メディアによる広範な情報伝達によって、大量の情報が不断に生産、蓄積、伝播されている社会をさします。 ここまではsociety1~society4までの説明でした。そしてここからは本題のsociety5についてです。まず政府が出している公式のビデオをご覧ください。     

予想しているSociety5.0の時に起きている社会の変化は、高校が勉強をするために行くものではなく、対人関係について学んだり、コミュニケーションなど実技的なものを任意に学ぶ場所に変わってい事です。 それでは、勉強をどこで学ぶの??という疑問が出てくると思います。私はそれはインターネットであると考えています。インターネットであれば、例えばA先生が数学を教えていて、教え方が自分に合わないと感じても現在の高校の制度であれば多くの場合それを我慢するしかありませんが、インターネットであれば何人もの先生が講義をしているので、多くの選択肢が生まれ、自分に会う先生を見つけることが可能です。なので勉強の効率は上がるはずです。さらに現在の学校ではいじめや不登校という問題が少なからず起きています。これは今だに日本人の多くから離れない、”学校は必ず行かなければならない”という固定概念により生じていると思います。 しかしインターネットで学べば、好きな時に学べます。なのでこれから時代が進むにつれ、この傾向は多くなると思います。 ここで、Society5.0で活用されるモノの例としては、以下のものが挙げられます。ドローンや自動運転、遠隔操作ロボのような物です。 現在、アメリカなどではドローンによる宅配のデモが行われているそうです。 しかし日本では規制が多くまだ実現されていませんが、宅配による注文が増える一方、宅配業者の人数が足りていないという現実が今あるため、早期にドローンを取り入れるでしょう。 さらに自動運転の技術も高齢化社会になっていく日本では早期に取り入れるべきものです。 自動運転が導入されれば、どこにでも好きなときに誰でも行くことが可能です。 大阪万博は日本のSociety5の進展の大きな道しるべになるでしょう。